星井哲郎


4歳よりリトミックとピアノを始め、ピアノを習いながら独学で即興演奏を学ぶ。

2009年に洗足大学ジャズ科を卒業後、奨学金を得てボストンのバークリー音楽大学でピアノとジャズ作編曲を学ぶ。在学中にウェインショーター賞を受賞。

2011年に卒業後、ボストン交響楽団の公式室内現楽団「ボストン・チェロカルテット」に定期的に楽曲を提供、毎年夏に行われるタングルウッド音楽祭での初演では毎回好評を博す。また同楽団の初アルバム「Pictures」に自身の楽曲が収録、2013年にはiTunesトップ50クラシカルアルバムに選ばれる。


2015年にニューヨークに移住。さらに作曲活動の幅を広げ、ニューヨーク・シンフォニック・ブラスやハルシオン・チェンバーシリーズなどに楽曲を提供。Decodaにはカーネギーホールの室内楽コンサートシリーズで演奏され、チケットが完売するなどの人気を得る。2016年には自身の初心者向けピアノ教則本「ピンピとダンダの大冒険」をブルックリンのパイオニア・ワークスから発売。現在も子供から大人まで幅広く親しまれている。



同時期に自身のブラスバンド「ドギーキャッツ」の活動を開始。ニューヨークで最も古いバーの一つであるサニーズバーで定期的に演奏を開始する。

2019年にドギーキャッツ初のアルバムをリリース、全世界で星井哲郎の世界観が手軽に体験できるようになる。


2023年には全米テニストーナメントの最終決戦セレモニーでの音楽をメトロポリタンオペラオーケストラのために編曲、アメリカ国内は元より全世界でテレビ中継される。


現在はニューヨークのブルックリンに在住し、近年は本格的な画家活動を開始。ブルックリンを中心に個展やグループ展を定期的に開催。